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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年08月30日

苦渋の決断

私達は数年前から猫の預かりボランティアを行っています。
どこの猫でも預かれるようにと保護団体には席を置いていませんが、
特定の方からお預かりすることが多く、必然的にひとつの団体さんと
一緒に活動を行うようになりました。

只ならぬ情熱と信念を持って活動されている様を、数年に渡って見て参りましたが、
数日前にそのスタッフさんからメールが届きました。
「もう、レスキューはできない」と。

スタッフYさんは、アニマルボンドの中心メンバーで、他のスタッフさんと共に
それはそれは一生懸命犬猫のレスキュー活動を行って来られました。

その一生懸命さは、時には頼りになり、時には面倒臭く(笑)なるほどで、
別のスタッフさんとの衝突もあるほど、檻の中の彼らのことを考えていたように見受けられました。

相当な覚悟を持って出した結論です。
本当に苦渋の決断だったと思います。
文面からも悔しさが滲みでてきます。

こんな苦しい決断をさせた問題は・・「資金難」です。

子猫を病院に連れて行けば、1回で数千円の医療費がかかります。
Yさんは活動に於いて、私達が驚くくらいの金額を負担されていました。
保護活動、ボランティア活動を行っていれば、私財を投じることもあるとは
思いますが、それでは自分が潰れてしまいます。
活動自体を止めなければならなくなります。

苦しい決断の中、初心に戻り活動を行うとのコメントが書かれていました。

何年も行っている保護活動。
数年前からまったく変わらない状況。
具体的な頭数は把握していませんが、なんだか毎年増えているような気さえしてきます。
ボランティアだけでは、もう限界なのかもしれません。

NHKのニュースをご覧になりましたか?
箱物の建築以外に、何か出来ることはないのでしょうか。
小さないのちを救う方法はないのでしょうか。

私達は今預かっている猫達の新しい家族を見つけるまで、
何とか活動を行っていこうと考えています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。  


Posted by いち号に号 at 21:19Comments(6)